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2007.03.31 (Sat)

海辺に引っ越したお姉さまの話

りそな銀行のサイトに「フラット35」という住宅ローンが紹介されています。借入れ時から完済まで金利と返済額が変わらない長期固定金利(最長35年)なので、ローンの計画が立てやすいそうですよ。なら、おうち買おうかしら…なんて思っちゃっいましたけど、あらためて考えると、理想の家ってどんなのだろう……?

年齢によって、理想って変わりますよね。若い頃は(…てまだ若いんだけど)それこそ平凡に広い家がいいなぁとか、お買い物に便利で駅が近くてとか、まずそういうことを考えますよね。マンションのてっぺんもいいなぁとか、窓を開けると都会の夜景がいいよねとか、だいたいそんな感じでしょ? 利便性とかっこよさというか、私もあたりまえにそういう方面で考えていたのですが、いまは少し違うんです。

というのも、私が長年一緒に仕事をしていた先輩の女性が、3年前に退職して伊豆の田舎に引っ越したんですよ。それまで恵比寿のけっこうな豪邸に住んでいて、私が「お姉さま」と呼んでいた人なんだけど、いきなりメールが来て「伊豆に新しく家を建てました」だって。別荘かと思ったら、引っ越すというのです。場所は海が見える丘で、設計もぜんぶ自分でやったと。「それが楽しいのよね」なんて言ってるし。夫婦で悠々自適なんですよ。旦那さんは定年退職して朝から釣りやってるっていうし。

その話を聞いて、なんかいいナァと思ったんですよね。以前の私だったら首を傾げたと思うんですよ、田舎に引っ込むのって。だって海が見える家って確かに素敵だけど、やっぱりそれは別荘の感覚ですよ。もしくは旅行で数日いる分にはいいけど、ずっと住むとなると別。近くにコンビニもないし、夜は寂しいし、結局は不便じゃない……って思ったはずなんです。でもいまは田舎に引っ込んじゃった先輩の気持ち、わかるんですよね。雑踏から離れたいという気持ち。人がいなくても寂しくなくなるのです。ひとりの時間が大切になるのですね。

お姉さまの伊豆の家は、1度行ったことがあるんだけど、いまは彼女の家が理想かな…と思います。ラウンジとか吹き抜けの天井とかが素敵なのはもちろんだし、台所が広くてバーみたいになっていて、そこから海が見えるのもグレートなんだけど、単に洒落ているだけではなくて、どことなく出来損ないの感じがするのです。お姉さまが自分で設計しただけあって、なんかシロウトくさい生活感覚を醸し出しているのですね。本人にこんなこと言ったら気を悪くするだろうけど、あくまで誉め言葉なんですよこれ。安心して住める感覚という意味だから。

そんなわけで、いまの私の理想の家は、不便でもいいからゆったりと孤独を楽しめる家という感じになっています。現実的にはそうはいかないんですけどね。いまのところ都会から離れたら仕事にならないし。やっぱり家を買うとしたら、適当なところで手を打って、住宅ローンの話ということになるのかな。

そういえば、フラット35には「インターネット優遇サービス」というのがあるのです。りそな銀行のホームページか電話で申込書を請求すると、金利や融資手数料がお安くなるんですよ。フラット35に関する情報は必ずこちらをご確認下さいね。

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